HEARTBEAT CITY FIRE IS GOOD BRIGH LIGHT
an anthology 1977-1980
GREATEST HITS 21 リビング
    USパワーポップバンド、フラッシュキューブスの編集盤。全21曲。当時はシングル2曲しか発表しなかったので満足すぎるほどのボリュームです。のっけの#1「it's you tonight」から素晴らしい疾走パワーポップ。嫌いな人たら出て来い(笑)。パワポ・コンピ『yellow pills』 vol.1にも収録されている事でもその価値が分かる1曲です。当時のシングル曲だった#2「christi girl」は甘酸っぱい美メロ!陽性のビッグスター?この曲もとても良い。個人的に一押しの#3「beverly」は#2と同系の美メロ。サビのコーラス/ハーモニーも最高であなたに聴いて欲しい名曲。パンキッシュな#4「she's leaving」はライブ栄えしそう。#5「angry young man」も軽快でパンキッシュ。追っかけコーラスもあって少しビートルズ的なメロも。#6「wait till next week」はもう一つのシングル曲。ノリの良いパワポ#で◎。ココまでの曲で#1,3,6とゲイリーの曲が特に好みだな。#7「sold your heart」はザ・フーのような展開に不安定なvoがマッツぽくもあるロック#でカッコイイ。#8「you're not the police」もすごく良い。ナック系で鳴り捲るギターがパワポど真ん中!#9「taking inventory」もロック!アーティーの曲はロックンロールが色濃くて◎です。#10「no promise」はラズベリーズ好きはニンマリするメロディ。タマらない。#11「gone too far」はバタバタドラムと哀愁のギター効果的な#。#12「misunderstanding」はポール作の名パンク・バラードだ。切な度高め。#13「girl from germany」も#12に負けずにアーティー作の切な度高めの素晴らしい#。#14「she's not the girl」は安定感抜群のゲイリー作で文句なしの佳曲。#15「muscle beach」はラモーンズ的#。#16「i wanna stay all night」はムーディーな#でやっぱりラズベリーズ、バッドフィンガーの影響がみえる。#17「i wanna stay all night」はモロにラズベリーズ「i wanna be with you」が使われている。#18「walking through the park」は#16同様アーティーのロマンティック#。#19「my little angel」はドンドコ・リズムが今までのゲイリーぽくないなと思ったらサビではやっぱり決めてきた。アコースティック#20「fourth of july」も「needles and pins」髣髴の美しいメロディとハーモニーが合わせって心地が良い。ラスト#21はアグレッシヴなライブ音源「got no mind」(最後に「dizzy miss lizzy」)。三者三様の楽曲が魅力のフラッシュキューブス。オススメです。